2024年04月23日
MSR ウィスパーライト 無印(4)燃料ボトルの互換性 PRIMUS・OPTIMUS
現行のスタンダードポンプにラーケンのフューエルボトルを接続したときの相性(ガソリンのにじみ発生)について。
MSRのフューエルボトルの互換性についてはネットでいくつか情報を探しても、使えるとか微妙に合わないとか使えないとか…まあ正直よく分からなかった。じゃあ買って手元で試すしかねーな!ってなりますよねw
燃料ボトルの互換性の検証。
手元には、OPTIMUSとPRIMUSの純正ボトルがあるのだけど、これはどちらもスペイン製のラーケンのボトルで同じ形。現行オプティマスは中国製なんだけどこれも一緒。MSRだけが何か違う。
だが!過去にはMSRもSIGGのボトルを使っていて、シグのボトルは持ってないけど上記メーカーにも共通して使えるのはネット情報から間違いない。
…なんか、「現行のスタンダードポンプ」だけが何か違うんだろうという感じだよね。
というわけでよく見てみよう。
この赤いゴムリングがガスケットを兼ねる部品だったというのがまず驚き。独特な設計思想だな!
MSRのボトルは口金の端が平らでは無く丸みを帯びた形状になってる。そこに、少し径のちいさなリングを押しつけて外に拡がろうとする力で気密を保つのが狙いか、これ。要はテーパーだ。ナルゲンボトルの蓋の気密と同じ。
こっち↓がプリムスで使ってるボトル。
ラーケン系のボトルは口金端部に平面を設けてあって、スラスト方向の力をOリングか平面リング状のガスケットで受け止め、面圧を出して気密を保ってる。
めねじが口金のギリギリのところまで切ってあるので、MSRの赤いガスケットリングを当ててもネジ山の隙間から漏れるというわけか。強引にねじ込めば止まるかもしれないけど、多分赤いガスケットリングに傷が付くので止めた方が良いね。
さてここでなんだけど、スタンダードポンプのツバはオーソドックスな形なので、これ、普通にサイズぴったりの平面ガスケットを合わせてやれば、ラーケンボトルでもMSRボトルでも普通につかえるはずだよなあ。
ホラ!ここに平パッキンはさんだら普通にいけそうでないかな?
ポンプをサイズ測定してみたら内径23.5~24ミリ、外径34ミリ。よし、このサイズで作ってみるか。
その前に、お試し。
手元にラーケン飲料用キャップがあるんだけど、これのガスケットが平ゴムなのでこれを付けてみた。内径が27ミリ位でガバガバなので下手に締め付けると変形するので慎重に。
…というわけでラーケンボトルにスタンダードポンプ取り付けしてみたんだけど、加圧しても今のところ漏れが発生してない。問題無さそうだ。
つまり、特殊な形状のmsrの赤いパッキンリングが元凶だった、と言っていいかも。見た目は良いんだけどなあ。残念仕様。
MSRのフューエルボトルの互換性についてはネットでいくつか情報を探しても、使えるとか微妙に合わないとか使えないとか…まあ正直よく分からなかった。じゃあ買って手元で試すしかねーな!ってなりますよねw
燃料ボトルの互換性の検証。
手元には、OPTIMUSとPRIMUSの純正ボトルがあるのだけど、これはどちらもスペイン製のラーケンのボトルで同じ形。現行オプティマスは中国製なんだけどこれも一緒。MSRだけが何か違う。
だが!過去にはMSRもSIGGのボトルを使っていて、シグのボトルは持ってないけど上記メーカーにも共通して使えるのはネット情報から間違いない。
…なんか、「現行のスタンダードポンプ」だけが何か違うんだろうという感じだよね。
というわけでよく見てみよう。
この赤いゴムリングがガスケットを兼ねる部品だったというのがまず驚き。独特な設計思想だな!
MSRのボトルは口金の端が平らでは無く丸みを帯びた形状になってる。そこに、少し径のちいさなリングを押しつけて外に拡がろうとする力で気密を保つのが狙いか、これ。要はテーパーだ。ナルゲンボトルの蓋の気密と同じ。
こっち↓がプリムスで使ってるボトル。
ラーケン系のボトルは口金端部に平面を設けてあって、スラスト方向の力をOリングか平面リング状のガスケットで受け止め、面圧を出して気密を保ってる。
めねじが口金のギリギリのところまで切ってあるので、MSRの赤いガスケットリングを当ててもネジ山の隙間から漏れるというわけか。強引にねじ込めば止まるかもしれないけど、多分赤いガスケットリングに傷が付くので止めた方が良いね。
さてここでなんだけど、スタンダードポンプのツバはオーソドックスな形なので、これ、普通にサイズぴったりの平面ガスケットを合わせてやれば、ラーケンボトルでもMSRボトルでも普通につかえるはずだよなあ。
ホラ!ここに平パッキンはさんだら普通にいけそうでないかな?
ポンプをサイズ測定してみたら内径23.5~24ミリ、外径34ミリ。よし、このサイズで作ってみるか。
その前に、お試し。
手元にラーケン飲料用キャップがあるんだけど、これのガスケットが平ゴムなのでこれを付けてみた。内径が27ミリ位でガバガバなので下手に締め付けると変形するので慎重に。
…というわけでラーケンボトルにスタンダードポンプ取り付けしてみたんだけど、加圧しても今のところ漏れが発生してない。問題無さそうだ。
つまり、特殊な形状のmsrの赤いパッキンリングが元凶だった、と言っていいかも。見た目は良いんだけどなあ。残念仕様。
2024年04月22日
MSR ウィスパーライト 無印 (3)レビュー 考察
#ウィスパーライト
いろいろと疑問に思っていたことやってみた。
まずプレヒート。ガスバーナーでジェット周りを炙って30秒位でまあまあOKだけど、しばらく赤火でてる。これはプリムスのグラビティストーブやエクスプレススパイダーの方が(僅差だけど)間違いなく早い。ジェネレーターパイプの太いインターナショナルならもっとかかるのかな?
音は圧倒的に静か。火力を最大にしても静か。多孔バーナーヘッドのグラビティやガスバーナーのP-173より静か。フェザーストーブと同じくらい。どちらも似た火口形状だしこれは分かる。
弱火コントロールは劇ムズでしょ!?開度1/16くらいでまあなんとか立ち消えせずに燃焼してくれるんだけど、それでも中火か中弱火くらいでは。冒頭に載せた写真がそれ。トロ火は無理。ポンピング二回だけとか加圧コントロールでの弱火も試したけど、加圧が弱いと三分おき位にいちポンピングとかしないと圧力不足で立ち消えする。実用に支障でるレベルで面倒。
さて、現行のスタンダードポンプはボトルは純正以外使用出来ないというネット情報だったが、普通にラーケンのボトルが使えた。口の膨らみが違うんだけど(MSRの方がスリム)、強引にねじ込めば赤いゴム部品は広がるので最後までねじ込めるというのは日中の河原で試してみたとおり。(注:滲み出る現象が出たのでやっぱり危険です!相当な力でガチねじ込みすれば…だけど、このくらいしっかり締めればいいかな?と思ったら漏れました。ヤバイ。)
それより面食らったのはコントロールバルブの固さと締め切ったときの節度感の指先へのインフォメーションの無いことの不安感。これは、ホースとポンプの接続の設計もそうだけど、プリムスのエルゴポンプの圧勝だわ。使いやすさと安心感が違う。
ともかく、今日使い始めたばっかりなので使いこなすのはまあこれから、、、だと思ってる。
しかしこの構造だったら、シェイカーニードル下部に微動スクリューかなんか後付けして、スベア123Rみたいに火力調整できるように改造できんじゃないのかな?徒は強くおもった。うーん。
これは普通に全開運転したときの炎。風防が真っ赤に赤熱するのが特徴的。輻射熱での加熱も相当なカロリーありそう。ピークワンにもよく似ている。
2024年04月21日
MSR ウィスパーライト 無印 (2)早速使ってみた感想
penn_de1977
#ウィスパーライト 無印 レビュー 口コミ
近所の河原で火入れ式行ってきました!
アルコール持って行ったんだけど、風があったせいか燃え尽きてしまい結局ガソリンで炎上プレヒートしましたwすすだらけ、男前!
帰宅してからも自室でいろいろやってみました。なるほどコイツはシンプルだけどめんどくさい奴だ…だんだん分かってきたぞ…
さて、ボトルなんだけど手持ちのラーケンボトルが普通に付いた。「ピッチが微妙に違う気がする」というブログ記事見たけど、そんなことない。普通に付く。ただピンクのガスケット兼グリップみたいな変な形のゴム部品のせいで付けづらい。ラーケンとMSR純正のボトルの首の膨らみ形状が違うからだ。強引にねじ込めばゴムが拡がって変形するから最後までねじ込めなくはないけど、百歩譲っても非常用だなこれ。(追記 やっぱり漏れました。危険。)
改めて手に取ると、パソコン画面で見るよりずっとコンパクト。ワイヤーレッグの丸みもあってカワイイぞ!
こんな感じにセッティングしてプレヒート。ただ、風があったからかプレヒートカップ内のアルコールだけでは不十分だったみたい。結局ガソリンチョロ出しして炎上プレヒートさせました。まあ想定範囲内。900mlのクッカーでお湯沸かしします。
おお、湯沸かし速い!
火力強いね!付属の風除けもいい仕事したと思う。
というわけでビール飲みながら火入れ式やって、ラーメン食べてコーヒー飲んで帰ってきました。
うん、使いこなしの課題が見えてきたぞ…
2024年04月20日
MSR ウィスパーライト 無印(1)購入しちゃいました
また火器を増やしてしまった…
ここんとこ、カッコイイなーと動画やブログを漁るように見まくっていた#ウィスパーライト
もし自分が使うなら、旧タイプの△△△みたいなボトルが良いなあとか、ポンプは現行のスタンダードポンプが壊れなくて良さそうだなあとか、本体はもちろんクラシックなワイヤーレッグだとか…
そんな妄想を膨らませていたら、条件ピッタリのセットで出品した方がいらっしゃったので、運命を感じてポチしちゃいました。後悔はしてない!!
で、開封したのがこちら。佇まいに心底しびれる…たまらんなあ。
この個体、インターナショナルじゃなくて無印ウィスパーライトなんだぜ。ホワイトガソリン専用モデル。灯油が使えないとのことだが、その代わりプレヒートが短いという記事をどこかで読んだ。外観は、ジェネレーターパイプが細くて華奢な感じ。そのせいで無骨なストーブなのにエレガントな印象も受ける。人とは違う物を持つというのもなかなか良いしねwつか、マジで無印の情報がネットに出てこないんだもん!!
あと、シェイカーニードル付きの年式なのはすごいうれしい。NOVAの調子が悪いときに磁石スリスリでジェット掃除すると劇的に炎が元気になるのを何度か経験すると、わざわざ分解しないでジェット穴詰まり清掃が出来る機能は欲しかった。
更にいうと、ボンベも600ccのをもう一本欲しかったからもう今回のこの出会いは運命だったよね。
しばらくは火入れしないで飾っておきますw
2024年04月14日
フェザーストーブmodel442(peak1)改造(2)ケロシン化について
ホムペ、ブログの時代からSNSと動画の時代になってもケロシン運用の話題が度々出てくるフェザーストーブ442。
最近動画で見たのでは、ここにスキマをつけることでエア量を増やせば赤火を回避できるというもの。
で、今日実際やってみたんだけど、あっさり綺麗に青火で全開運転できた。(バーナープレート変更無し)
ただ、自分も分離型液燃ストーブ遊び長いのでプレヒートをジェットめがけてガスバーナーでやってるんですよね。で、ジェット口径が0.3ミリくらいだってわかってるので、まあ十分青火で燃えるよね。(P-134VFのジェット径が0.28)それに、ピークワンはフューエルラインに圧縮エアを混入させて気化を促してる設計らしいので空燃費的には有利。
その気化に関してだけど、自分が思うに加熱が必要なのはジェネレーターパイプラインよりも、むしろジェット付近である、というのは後の550型ピークワンや、ジェネレーターパイプを廃する方に進化したプリムスのEX-MFSを見れば明らかだと思う。灯油は発火点がガソリンよりも圧倒的に高いので、その点からも燃料の加熱は超大事かと。
空燃比に関する考察はそのあとだ、とも思う。まずは気化。
今日の締めくくりは、赤ガスでの全開運転!お湯割りのための湯沸かし。
見ての通り、直径15センチあるアルパインケトルからはみ出す程の豪快な強火。なのにガスみたいな抑制された燃焼音。これこそピーク1だ。バイクに乗ってた若い頃に、こいつと出会っていたかった。
今回改造整備したクリーニングニードルのおかげで、分解せずともジェット孔の清掃が出来る。ガソリン運用ならば、神経を使うようなプレヒートが必ずしも必要でないところも実用的。まるでMUKAストーブみたいに。Optimus8Rよりもよりガスストーブに近い存在だなあと思うと、なるほど名機だなあと関心するしかない。
2024年04月11日
フェザーストーブmodel442(peak1)改造(1)
ワンレバーpeak1のトロ火改造に成功!!!
火力調整が効かず、全開かOFFかの極端な調整しかできないので有名なフェザーストーブDualFuel442。
数年前にバラしてみたところ、クリーニングニードルがジェットの穴にぜんぜん届いてない事が判明。これじゃそもそもクリーニングもしてないしw
火力調整のできると噂の現行品の黒いフェザーストーブは、多分ニードルの長さがきちんと調整されてあったりしてなあ…とうらやましく思いながら、その当時ツーレバー改造なんてものが流行っててパーツ代も高騰してたのを覚えてる。
最近のグラビティストーブ遊びも一段落したので、最近さわってないピークワンをいじろうかと重い腰を上げた次第。
ヨドバシで0.3ミリのピアノ線を買い直して、近所のホムセンで真鍮パイプを買ってきて再挑戦。
長さ調整が手探りで、二本ほどダメにしたけど三回目でコツをつかんでなんとか成功!
試運転も、全開からトロ火、弱火~中火までかな~りコントロールが自由になりました。やったぜ!
過去のピークワン記事
うちのフェザーストーブは弱火が出来ない!
https://pend.naturum.ne.jp/e3313342.html
ダメだったか、残念…
https://pend.naturum.ne.jp/e3313748.html
買ってきた、組んでみた!けど、あらら・・・
https://pend.naturum.ne.jp/e3315487.html
2023年12月15日
PRIMUS GRAVITY MF ストーブ(5)
#プリムスバーナー
#primusgravity
#ガソリンストーブ
朝換気の為に窓を開け、冷気と雨のにおいが入ってくる中朝コーヒー飲むための湯わかしをグラビティストーブで。なんか部屋の中なのにキャンプっぽいぞ?寒い!
グラビティのジェットは35。ガソリン専用と割り切れば、結局これが一番バランスが良かった。32は微妙に最大火力が落ちる。
そして32ジェットはP-134VFへ。元々付いてた28ジェットは、ケロシンなら良いけどガソリンだと最大火力不足を感じる径なんだよね。
最近、ロマンとコスパのケロシンよりもスピード予熱のガソリンが自分の中で推されてる。手軽さに負けた、ともw
2023年10月07日
PRIMUS GRAVITY MF ストーブ(4)
もしかしてグラビティストーブにエクスプレススパイダーストーブのジェネレーターが付くんじゃないかな?と思い立って、カチャカチャやってたらできましたwwwまじかこれwww
しかもこれなら脚を分解しなくてもジェネレーター外せるし、つまり野外でも気軽にジェット交換やジェットの目詰まり清掃ができちゃう訳だ。
めちゃめちゃ便利だわ…
とんでもない発見をしてしまった…
2023年09月24日
ナルゲンボトル 0.5L
ナルゲンの0.5をスローパーズさんで新規購入!
これから涼しくなってくるから、朝、駅のホームでパン囓りながら家で淹れてきたホットコーヒー飲みたいなーと。
去年までは500mlのサーモス使っていたんだけど、保温力強すぎて朝はまだ熱いし、ちょっと重いんだよね。ナルゲンなら適度にさめて飲み頃になってくれるかな、と。
あとまあ今持ってる1Lだと大きすぎるシーンが時々あったので、前から欲しいなあとは思ってたのよ、このサイズ。
具体的には、ふらっとカップラーメンやコーヒーを外で作るの目的で水を運搬したい時ね。自転車で近所の土手に行く、なんてシーン。
別に空きペットボトルやアルミボトルでもいいんだけど、やっぱり洗って乾かすこと考えると広口のナルゲンボトルが良い!ってなるんだよね。
大事に使います(≧∇≦)b
2016年にリサで見つけた、今ではレア物?ポリカーボネート製のナルゲンボトル1000ml購入したときの記事はこちら
https://pend.naturum.ne.jp/e2793387.html
もう8年前か…毎年夏は凍らせたりしてガンガン職場で使ってるよ!ホント頑丈だし水漏れしないしデカいのに軽量だし、口は大きくて洗いやすいしで最高の相棒になってる!108円だったのに!w
2023年08月20日
庭のイチジクが豊作
記録的猛暑で猛暑日が20日超えて記録更新中という地獄のような2023年の夏ですが、我が家の庭のイチジクが、この家に引っ越してきて以来最高に豊作。
この週末に12個くらい取ったけど、まだまだこれから熟してきそうな実が成ってる。
ほんのり甘くてとろっとしてて絶品。一個二個はそのまま皮むいて食したけど、残りは半割にして干しフルーツにするよ!
あと、砂糖とレモン汁たらして凍結してシャーベットにも!
暑いので、コンポートとか火を使う調理は避けたかったw
2023年08月20日
EPION P-1001防災セット鍋 EPIガスから販売されてたビリーコッヘル
ちょっと強気の値段つけてたのに売れてしまいました…秋まで売れなきゃ自分で使う気マンマンになっていたので、うれしいんだけど寂しさもあり。
ブログ記事用に撮っていた写真を資料としてネット上に上げときます。
この鍋を防災用と銘打ったコンロセットに採用したユニバーサルトレーディングの担当者は、すごいセンスの持ち主だと思う。凄くEPIらしさ、が溢れちゃってる…だがそれがいい(^^;)
2023年08月16日
ソロキャンに似合う吊りハンドル付きのクッカー
夏休みなので、ちょこちょこ物を片付けているんだけどいざ処分や売却しようとすると悩む。
例えばこのアルミの吊り下げ鍋。
メルカリで売っちゃおうと思ったんだけど、説明文を書いているうちに愛着が沸いてきてしまうという罠にはまってる。
トランギアのメスティンみたいに薄っぺらくて安っぽいアルミ無垢の、ミニどんぶり程度の小さすぎる鍋(クッカー、などとオシャレな呼称は似合わない。単におナベ)なんだけど、こいつを焚き火にぶら下げて煤で汚して、蓋に石なんか乗せちゃったりして味噌と醤油だけで味付けした薄い粥作って寂しく一人で啜りたいなあ…などと妄想が始まってしまった。
大体蓋の形が石を乗せるようにできている。鍋底もボウル状に丸まっていて、囲炉裏にでも吊り下げて使ってくれと言わんばかりの成りだ。であるのに、違和感を感じる妙なミニサイズ。これ独り用だろ。寂しい鍋だなあ。
これで、もののけ姫のジコ坊ごっこをしてみたい(*´ω`*)
ちょっと長めの追記
トランギアのビリーコッヘル1Lというクッカーにとてもよく似ているということに今更だけど気がついた。そちらも吊りハンドルで、姿形も重さもそっくり。
だが、鍋の下部の丸みも違うし蓋のデザインも違うな。何よりハンドルがこっちは二本で、トランギアは一本だ。
トランギアのビリーコッヘルはハンドル固定がほぼ出来なくって、たまに中身をひっくり返す事故が起きるから注意、とのこと。ほうほう。二本ハンドルのEPI版ビリーコッヘルはその点、ギュッとハンドル握れば多少は防げそうな気がしなくもない。まあ、使ってみないとわかんないけども。
そうそう、これEPIgasから販売されてたんですよ!「EPION P-1001」で検索すると情報が出てくる。
でもつくってたのはエバニューだったりして。なんとなく雰囲気がエバニューの無垢アルミコッヘル550FDに似ているのよね。
2023年08月01日
プリムス エクスプレスVFスパイダーストーブ(3)
P-134VF の話続きます。
灯油が、ガソリン用の28番ジェットのままでもで使えると噂のP-134VFこと、express VF spider stove。
実際にやってみたら、最強火では青い火柱が上がるけど中~弱火にすると途端に赤火の火柱になってしまう、というのが昨日の試運転結果。
これ、酸素量が足りてないって事よな…ということは、ミキシングパイプの空気取り入れ口をカバーしている金網を取り除けば青火安定するのでは?
ということで、まあ金網を取っても良いんだけど面倒なのでP-136Sに28ジェットの付いた液燃用ホースごと取り付けて試運転することにした。工具不要でかんたん♪
結果。
はいこの通り。ケロシンで、トロ火から強火まで全域青火安定ですわ。凄い。
トロ火の調整はウィスパーライトの裏技の要領で、ポンプのネジをすこし緩めてエア圧をプシュッと抜いてやる方法を使用した。これガソリンでやったら引火して大惨事だからね…灯油限定だからね。
正直ここまで超トロ火運転できるとは思わなかった。めっちゃ有能なストーブじゃないですか!?
ただし、この状態から中火へとポンピングして大きくしていくと、ジェネレーターの温度が下がっている為かしばらく赤火が続く。1,2分それに耐えているとだんだんと青に安定していくのだけど、これ、燃料も気温も低い冬なんかだともっと時間がかかりそうだなとは思った。やはりガソリンとケロシンの気化温度の違いは超えられない差として、こういう所で現れるんだな…。
というわけで、
二台のプリムスのスパイダーストーブでいろいろ遊んだわけだけど、これで今後の使い方が見えてきた。
28番ジェットは液燃用ホースに付けておき、実用で使うときはP-134VFのバーナーヘッドに取り付けてガソリンで運用。のんびりキャンプで炊飯など遊ぶときはP-136sのバーナーヘッドに取り付けてケロシン運用。みたいな感じかな。
gravityMFでケロシンドライブしたくて欲しかった28番ジェットだけど、実際に試用してみるとプレヒートにかかる時間はガソリンよりめちゃ長いし、最大火力はよくて中火程度(弱火の青火はとってもキレイで鑑賞するには最高なんだけどね…)。28番のままガソリンで使うとさらに最大火力が弱くなる。というわけで普段は32番、強火力が欲しいときは35か40にその都度交換して使うことにしようと思う。
つまるところ、グラビティストーブ(初代)の課題は、めちゃくちゃ特殊なミキシングパイプの配置に起因する、一次エア吸い込み量の根源的な不足にあるわけだ。
これを解決しようとしたのがグラビティ2とか現行3なんだろうけど、無印gravityMFストーブには機能美と、やせ我慢の理想の美の対比があって味わい深いんだよなあw
灯油が、ガソリン用の28番ジェットのままでもで使えると噂のP-134VFこと、express VF spider stove。
実際にやってみたら、最強火では青い火柱が上がるけど中~弱火にすると途端に赤火の火柱になってしまう、というのが昨日の試運転結果。
これ、酸素量が足りてないって事よな…ということは、ミキシングパイプの空気取り入れ口をカバーしている金網を取り除けば青火安定するのでは?
ということで、まあ金網を取っても良いんだけど面倒なのでP-136Sに28ジェットの付いた液燃用ホースごと取り付けて試運転することにした。工具不要でかんたん♪
結果。
はいこの通り。ケロシンで、トロ火から強火まで全域青火安定ですわ。凄い。
トロ火の調整はウィスパーライトの裏技の要領で、ポンプのネジをすこし緩めてエア圧をプシュッと抜いてやる方法を使用した。これガソリンでやったら引火して大惨事だからね…灯油限定だからね。
正直ここまで超トロ火運転できるとは思わなかった。めっちゃ有能なストーブじゃないですか!?
ただし、この状態から中火へとポンピングして大きくしていくと、ジェネレーターの温度が下がっている為かしばらく赤火が続く。1,2分それに耐えているとだんだんと青に安定していくのだけど、これ、燃料も気温も低い冬なんかだともっと時間がかかりそうだなとは思った。やはりガソリンとケロシンの気化温度の違いは超えられない差として、こういう所で現れるんだな…。
というわけで、
二台のプリムスのスパイダーストーブでいろいろ遊んだわけだけど、これで今後の使い方が見えてきた。
28番ジェットは液燃用ホースに付けておき、実用で使うときはP-134VFのバーナーヘッドに取り付けてガソリンで運用。のんびりキャンプで炊飯など遊ぶときはP-136sのバーナーヘッドに取り付けてケロシン運用。みたいな感じかな。
gravityMFでケロシンドライブしたくて欲しかった28番ジェットだけど、実際に試用してみるとプレヒートにかかる時間はガソリンよりめちゃ長いし、最大火力はよくて中火程度(弱火の青火はとってもキレイで鑑賞するには最高なんだけどね…)。28番のままガソリンで使うとさらに最大火力が弱くなる。というわけで普段は32番、強火力が欲しいときは35か40にその都度交換して使うことにしようと思う。
つまるところ、グラビティストーブ(初代)の課題は、めちゃくちゃ特殊なミキシングパイプの配置に起因する、一次エア吸い込み量の根源的な不足にあるわけだ。
これを解決しようとしたのがグラビティ2とか現行3なんだろうけど、無印gravityMFストーブには機能美と、やせ我慢の理想の美の対比があって味わい深いんだよなあw
2023年07月26日
プリムス エクスプレスVFスパイダーストーブ(2)
世の中の流行りから10年くらい遅れてるけどw、噂のP-134VFのケロシンドライブやってみた。
うーん、これは…
青火安定まで時間がかかったけど、確かにケロシンでいけるわ、これ。ただし、全開の強火限定。中火にしようとすこし絞ると途端に炎が赤くなる。まあでもこれ、ミキシングパイプの穴に金網張って空気量少なく抑えてるせいもありそうな…
ともあれ、灯油使用は、グラビティストーブもそうだけどプレヒートに時間がかかりすぎるし火力調整もほぼできないのであまり実用性は?付きだなあ
ただ、それでデキマセンデシタで終わってしまっては面白くない。なんとか灯油で使えるものならつかってみたい。
続きます…
うーん、これは…
青火安定まで時間がかかったけど、確かにケロシンでいけるわ、これ。ただし、全開の強火限定。中火にしようとすこし絞ると途端に炎が赤くなる。まあでもこれ、ミキシングパイプの穴に金網張って空気量少なく抑えてるせいもありそうな…
ともあれ、灯油使用は、グラビティストーブもそうだけどプレヒートに時間がかかりすぎるし火力調整もほぼできないのであまり実用性は?付きだなあ
ただ、それでデキマセンデシタで終わってしまっては面白くない。なんとか灯油で使えるものならつかってみたい。
続きます…
2023年07月23日
プリムス エクスプレスVFスパイダーストーブ(1)
ついにP-134VFを手に入れてしまった…妻には速攻でバレて怒られた…
でも疑問だったことが色々分かってスッキリした。
まず、足はチタンではない。磁石にくっつく。
ジェットは28番。ガス専用機のP-136は32番。ちなみにプリムスの液燃化キットには22番と28番が入っていてそれぞれケロシン用とガソリン用なんだそうだ。ただ発売当時のP-134VFの口コミではケロシンも使える(…つまり、28番のジェットのままで)との証言があり、これの真偽を実機で確かめる事ができるぞ!
それから、gravityMFのケロシン化が28番ジェットで可能かどうかやってみた。結果は成功!32番ではどうしても赤火がチョロチョロ残る燃え方だったのが、綺麗な青火の安定した燃焼になった。
もっとも、グラビティ3の液燃キット付属のジェットだと、ケロシンが26、ガソリンが37、ガスが42の設定になってる。
また、グラビティMFの元々のマニュアルだと35がケロシン、40がガソリン、45がガスということになっていて大変混乱してきたのだ。
実際に試用してみないと適正ジェット径わからん!ということで今回28を試せて大変満足した。
私見だけど、弱火重視なら26,32,35。強火重視なら28,40,45くらいのジェット径が適切じゃないかな。>グラビティストーブ
2022年09月13日
昭和レトロでアルパインなアルミケトル
レトロ可愛いアルミケトルを見つけたので保護してきた。買い物の備忘録。
めちゃめちゃ小さくて軽くて玩具みたいだ。モンベルの0.9Lのアルパインケトルと比べたら明らかに一回り小さい。
ハンドルがカラフルなシリコンチューブだったり、吊す用に無垢の丸棒だったりするのが今風なんだろうけど、この子は黒いプラスチックがついてて、倒れるハンドルじゃなくて伸縮する?と言えばいいのかな、こんなギミックからも昭和レトロっぽさをぷんぷん感じますわ。好き過ぎる。
これが200円だったのがまたお手軽で良かった。
前オーナーが焚き火で使ってたみたいな煤の跡がアルミ無垢の地肌に残ってるのがとてもよい。なんかもう眺めてるだけで癒されちゃう。
このケトル、調べてみた。
NEWTOPっていうメーカーの、コッヘルセットの中に入っていたやかんみたい。完全に昭和レトロw
この子、注ぎ口が全く駄目で、必ずお湯がぼたぼた垂れる。むしろそういう風に出来ているっぽい。
まあ先端部を叩き直して湯切れを良くしようとすればできるのだけど、それは野暮ってもんでしょ。
どーしたってぼたぼたテーブルを濡らしちゃうドジっ子を、かわいいかわいいって思いながら使うのが乙だよねえ。ぼだだだっ。
2022年03月31日
モンターナ ヴィンテージ風オイルランタン
990円という価格で話題の「モンターナ ビンテージ風オイルランタン」を購入
右側のランタンがそれ。左のは比較用に置いたペトロマックスのHL1。普通の中型のハリケーンランタンだ。
市内のセカンドストリートで普通に売ってた。もう一個買ってもよかったかな。
自分がさわった感じでは1000円以下とは思えなかった。動きの精度がスムーズでいい。
メッキもさらさらしてて気持ちいい。
昔カインズで買った700円のハリケーンランタンはもっとギクシャクしてたなあ・・・なんて思った。
まだ火入れはしていない。なんか芯がよくなくて燃え尽きる、なんて
レポが上がってるみたいだけど、試してみないとわからんな。
あとたまたま、pontcotanのエーライト風チェアが700円で売っていたので迷わずゲットした。
この手のローチェアは実は今まで所有してなくて、今回初めて入手した。
最近はホムセンでも2~3000円台からの値段付けて販売するようになってたから
そのうち欲しいなあとは思ってたんだけどね。
このブランドは知らなかったけど、素材がジュラルミンだったのでいいものなんだろうなと。
アマゾンでコスパいい値段で売ってた。
座面に焚火の火の粉の穴があいていたんでこの値段だったんだろうなと思います。
まあ座る分には問題なさそう。
タグ :モンターナ
2022年03月13日
ワンポールテントBIG420が安い!
我が家がファミリーキャンプで愛用してきたBIG420が、ハイランダーブランドでOEM販売されてるのは知ってたけど
なんか安くなってない?前から?2万円切りの17980円かあ!
定価が確か29800円だったはずだから、相当お得な値段になってる。
昔ノースイーグルのBIG420を買ったときはまだキャンプブームが始まりかけだったから、テント類の高騰もそこまでなくて
自分もこのくらいの値段で買えたんだよなあ。
今アマゾンで見たら4万円くらいしてて「うわぁ・・・」ってなった。
自分のブログを「ノースイーグル」で検索したら、出てくる出てくる懐かしい記事が・・・
https://pend.naturum.ne.jp/search.php?csrf=4832ad95ecea4852e94ccca8450437ab4d828d17&search=%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB
ドカンとでっかいのにワンポールで設営が超超超早いから、幼児のいるファミリーキャンプに最高だったね!
石油ストーブ持ち込んで冬キャンプもやったし。
前室作ってツールームテント的に使うのも便利だったなあ。
今買うならノースイーグルオリジナルのオレンジの派手な色はちょっと躊躇する。
ハイランダーブランドのこいつはなかなか落ち着いていて、いい色だなあ・・・
「なるべくお金をかけずに、GWにむけてキャンプデビューしたい!」ってファミリーにはぜひBIG420をおすすめしたい。
2022年02月06日
PRIMUS GRAVITY MF ストーブ(3)
プリムス グラビティストーブのメンテナンス記録です。
とりあえずこれで最終回。
前回記事のとおり、ケロシン100%燃料だとどうもグラビティストーブは青火にならないっぽい。
現行品のgravity3ならどうなんだろうね。
どっちみち、ガソリンとケロシン5:5ブレンド燃料にしたってプレヒートは念入りにしなきゃならない。
そこまで手をかけるくらいなら、素直にガソリン100%で運用するほうがいいかなあ。
ガソリン運用するグラビティストーブは、
・足が広く開いて重心も低く、安定性がむちゃくちゃ高い。4本ゴトク。
・ガソリン燃料で寒さに強い
・特徴的なジェネレーターパイプの取り回しでプレヒートが比較的早い
・分離型だけどすごい軽量
という特徴を踏まえて、
・複数人分の調理をしたい時のハイキング
・秋から春先まで寒い時期の登山
なんてシチュエーションがあってるのかもなあと。
火力調整も湯沸かしや鍋物主体なら、中火か強火かくらいで十分かな。
昔子供と雪の残る棒の折山に登ってラーメン作ったことがあるんだよね。
そのときは直結型のガスストーブだったので、重心は不安定で怖いし、
寒さでパワーダウンして手でカートリッジ温めながらお湯沸かししたのでえらい時間がかかった。
今自分はプリムスP-136sも持っているので、ガスの液出し運用をすればそれで対応もできそうではあるけども
重量増に対して4本ゴトクの安定性とガソリンの経済性をどこまで優先するか、だよなあ。
ちなみに、
P-136s本体 195g
110缶(満量) 約200g
合計 395g
gravityMF本体 223g
エルゴポンプ104g
ボトル 約100g
燃料 約100g
合計 527g
ガソリンの量を100gと減らして試算してみたけど、それでも120g近く重い。
ガソリンストーブ最軽量のP134VFなら本体173gなので差は70gまで縮まるけど、正直あれ3本足ストーブでめちゃ軽量ストーブだし、使いこなしが難しいと思うんだよなあ。コレクションとしては面白いし欲しいと思うんだけど。
「風景いいところでちょこっと一休みして美味しいコーヒー淹れたい」が目的でハイキングするなら最初からガス一択なんだろうけどねw
ガス器具用のホースと入れ替えれば、グラビティMFでもガス燃焼は可能なので試しにやってみる。
うん、普通に使えるね。でもめんどくさいからもうやらない。
このときジェットは32を使ってる。ジェットを40にすれば、もっと大火力になるはず。
海外版だとエルゴポンプの口金がOD缶と共通なので、ガスと液燃の切り替え可能なのが前提なんだよね。
オークションでは、そういう個人輸入した個体が見つかる。
ただ、バルブ部分のパーツが真鍮製でその分重いみたい。
GRAVITY MF 3280 223g
GRAVITY MF 3281 255g
んーでも、バルブだけで30gも違うかな?とも思う。まあ実測してみればいいんだけどwわからんw
蛇足だけど、P-136sとP-134VFも、比べるとP-134のほうが軽い。
P-136s 195g
P-134VF 173g
※P-134VFの足は鉄じゃなくてチタンだという情報をみつけたのでそっちの方が影響もあるかもです(^^;
こんな感じで、あれこれパーツや燃料を入れ替えながら試験してみて、
最終的には自分はガソリン+32ジェットに固定して運用することにした。
ジェットやバルブホースの付け替えも、流体のシールを真鍮のフレア部分を締め付けることでシールしてるので
何度もやってるとダメになっちゃいそうなんだよね。基本的には何度も付け替えしないほうがよさそう。
まとめ。
ガソリン+32番ジェットでの弱火がこれ。ギリギリまでバルブ絞ってこれ。
弱火というか中火だけど、液燃だしこんなもんでしょ。
32番ジェットでの強火はこれ。
40番ジェットのえげつない大火力をみたあとだとしょぼく感じるかもだけど、
3800Kcal/hを誇るプリムスP-173の火力と比べてみて、
「・・・まあ、十分かもなw」と納得することにした。
いじょ。
とりあえずこれで最終回。
前回記事のとおり、ケロシン100%燃料だとどうもグラビティストーブは青火にならないっぽい。
現行品のgravity3ならどうなんだろうね。
どっちみち、ガソリンとケロシン5:5ブレンド燃料にしたってプレヒートは念入りにしなきゃならない。
そこまで手をかけるくらいなら、素直にガソリン100%で運用するほうがいいかなあ。
ガソリン運用するグラビティストーブは、
・足が広く開いて重心も低く、安定性がむちゃくちゃ高い。4本ゴトク。
・ガソリン燃料で寒さに強い
・特徴的なジェネレーターパイプの取り回しでプレヒートが比較的早い
・分離型だけどすごい軽量
という特徴を踏まえて、
・複数人分の調理をしたい時のハイキング
・秋から春先まで寒い時期の登山
なんてシチュエーションがあってるのかもなあと。
火力調整も湯沸かしや鍋物主体なら、中火か強火かくらいで十分かな。
昔子供と雪の残る棒の折山に登ってラーメン作ったことがあるんだよね。
そのときは直結型のガスストーブだったので、重心は不安定で怖いし、
寒さでパワーダウンして手でカートリッジ温めながらお湯沸かししたのでえらい時間がかかった。
今自分はプリムスP-136sも持っているので、ガスの液出し運用をすればそれで対応もできそうではあるけども
重量増に対して4本ゴトクの安定性とガソリンの経済性をどこまで優先するか、だよなあ。
ちなみに、
P-136s本体 195g
110缶(満量) 約200g
合計 395g
gravityMF本体 223g
エルゴポンプ104g
ボトル 約100g
燃料 約100g
合計 527g
ガソリンの量を100gと減らして試算してみたけど、それでも120g近く重い。
ガソリンストーブ最軽量のP134VFなら本体173gなので差は70gまで縮まるけど、正直あれ3本足ストーブでめちゃ軽量ストーブだし、使いこなしが難しいと思うんだよなあ。コレクションとしては面白いし欲しいと思うんだけど。
「風景いいところでちょこっと一休みして美味しいコーヒー淹れたい」が目的でハイキングするなら最初からガス一択なんだろうけどねw
ガス器具用のホースと入れ替えれば、グラビティMFでもガス燃焼は可能なので試しにやってみる。
うん、普通に使えるね。でもめんどくさいからもうやらない。
このときジェットは32を使ってる。ジェットを40にすれば、もっと大火力になるはず。
海外版だとエルゴポンプの口金がOD缶と共通なので、ガスと液燃の切り替え可能なのが前提なんだよね。
オークションでは、そういう個人輸入した個体が見つかる。
ただ、バルブ部分のパーツが真鍮製でその分重いみたい。
GRAVITY MF 3280 223g
GRAVITY MF 3281 255g
んーでも、バルブだけで30gも違うかな?とも思う。まあ実測してみればいいんだけどwわからんw
蛇足だけど、P-136sとP-134VFも、比べるとP-134のほうが軽い。
P-136s 195g
P-134VF 173g
※P-134VFの足は鉄じゃなくてチタンだという情報をみつけたのでそっちの方が影響もあるかもです(^^;
こんな感じで、あれこれパーツや燃料を入れ替えながら試験してみて、
最終的には自分はガソリン+32ジェットに固定して運用することにした。
ジェットやバルブホースの付け替えも、流体のシールを真鍮のフレア部分を締め付けることでシールしてるので
何度もやってるとダメになっちゃいそうなんだよね。基本的には何度も付け替えしないほうがよさそう。
まとめ。
ガソリン+32番ジェットでの弱火がこれ。ギリギリまでバルブ絞ってこれ。
弱火というか中火だけど、液燃だしこんなもんでしょ。
32番ジェットでの強火はこれ。
40番ジェットのえげつない大火力をみたあとだとしょぼく感じるかもだけど、
3800Kcal/hを誇るプリムスP-173の火力と比べてみて、
「・・・まあ、十分かもなw」と納得することにした。
いじょ。
2022年02月04日
PRIMUS GRAVITY MF ストーブ(2)
プリムスのグラビティMFストーブのメンテナンス記事その2です。
(メンテナンスというか、ベストな運用スタイルを模索するための実験記録みたいですが・・・)
とりあえず、サビ除去の結果ガソリンで問題なく使えるようになった。
ところでグラビティはMF(マルチフューエル)の名前のとおり、ガソリンとケロシン(灯油)の二つの燃料に対応している。
そのためジェットも二つ用意されている。
ジェットの番号は
40 ガソリン用
35 ケロシン用
となっている。せっかくなのでケロシン燃焼も試してみたい。「さてジェット交換してみようか」と思ったところ、ついていたのはケロシン用の35番ジェットだった。あらら、、、でも、現状の35番でも十分な火力だったよなあ。40番になるとジェットの穴が大きくなるから火力も大きくなるのだろうか。
というわけで正規のガソリン用ジェットである40番に組み替えてみた。
びっくりするほどの大火力!!!
やっべえ、、、これがグラビティ本来の姿なのか?このシングルバーナーなら、直径20cmの鍋で3~4人分の料理が余裕で作れるな。
ジェット交換面白い。
ところで手元には、たまたまもう一つ、32番のジェットがある。
これはプリムスP-136sについていたジェットなんだが、互換性がある。これに付け替えてみることにする。
うまくいけばトロ火とかできるかも?と期待した。
うん、このへんが限界か。さすがにトロ火とはいかないけど、そこそこ弱火にできる。
しかし35番での弱火も大して変わらないくらいなので、これは32番にするメリットはあまりなさそう。
全開運転は明らかに35番のほうが火力が強かったから。
さて、いよいよケロシン運転の試運転。
といっても、普段オプティマスNOVAでつかっているケロシン7:赤ガス3のブレンド燃料だけど。
まずは35番ジェット。
あーこれダメっぽい。赤火がでてる。ポンピング圧力を強くしたり弱くしたりしても変わらず。酸素が足りてない。。。
なんで?ケロシン用ジェットなのに・・・
というわけでイレギュラーだけど、P-136sの32番ジェットに付け替えて7:3混合の燃料を見てみる。
うん、35番より32番のほうがより青い炎になりやすい感じ。
だがバルブを開いていくとすぐ赤火になってしまう。
クッカーに簡単にススがついてしまう。
緊急避難的に使うならいいけど、普段はガソリンで運用したほうがよさそうだ。
最後に、ケロシン10割で燃焼試験。
32番ジェットです。
ああだめだ、赤火が止まらない・・・
ススだらけになった。
ケロシンが使えるって書いてあるけど、これは使えませんね・・・・
つづく。
(メンテナンスというか、ベストな運用スタイルを模索するための実験記録みたいですが・・・)
とりあえず、サビ除去の結果ガソリンで問題なく使えるようになった。
ところでグラビティはMF(マルチフューエル)の名前のとおり、ガソリンとケロシン(灯油)の二つの燃料に対応している。
そのためジェットも二つ用意されている。
ジェットの番号は
40 ガソリン用
35 ケロシン用
となっている。せっかくなのでケロシン燃焼も試してみたい。「さてジェット交換してみようか」と思ったところ、ついていたのはケロシン用の35番ジェットだった。あらら、、、でも、現状の35番でも十分な火力だったよなあ。40番になるとジェットの穴が大きくなるから火力も大きくなるのだろうか。
というわけで正規のガソリン用ジェットである40番に組み替えてみた。
びっくりするほどの大火力!!!
やっべえ、、、これがグラビティ本来の姿なのか?このシングルバーナーなら、直径20cmの鍋で3~4人分の料理が余裕で作れるな。
ジェット交換面白い。
ところで手元には、たまたまもう一つ、32番のジェットがある。
これはプリムスP-136sについていたジェットなんだが、互換性がある。これに付け替えてみることにする。
うまくいけばトロ火とかできるかも?と期待した。
うん、このへんが限界か。さすがにトロ火とはいかないけど、そこそこ弱火にできる。
しかし35番での弱火も大して変わらないくらいなので、これは32番にするメリットはあまりなさそう。
全開運転は明らかに35番のほうが火力が強かったから。
さて、いよいよケロシン運転の試運転。
といっても、普段オプティマスNOVAでつかっているケロシン7:赤ガス3のブレンド燃料だけど。
まずは35番ジェット。
あーこれダメっぽい。赤火がでてる。ポンピング圧力を強くしたり弱くしたりしても変わらず。酸素が足りてない。。。
なんで?ケロシン用ジェットなのに・・・
というわけでイレギュラーだけど、P-136sの32番ジェットに付け替えて7:3混合の燃料を見てみる。
うん、35番より32番のほうがより青い炎になりやすい感じ。
だがバルブを開いていくとすぐ赤火になってしまう。
クッカーに簡単にススがついてしまう。
緊急避難的に使うならいいけど、普段はガソリンで運用したほうがよさそうだ。
最後に、ケロシン10割で燃焼試験。
32番ジェットです。
ああだめだ、赤火が止まらない・・・
ススだらけになった。
ケロシンが使えるって書いてあるけど、これは使えませんね・・・・
つづく。