2024年04月22日
MSR ウィスパーライト 無印 (3)レビュー 考察
#ウィスパーライト
いろいろと疑問に思っていたことやってみた。
まずプレヒート。ガスバーナーでジェット周りを炙って30秒位でまあまあOKだけど、しばらく赤火でてる。これはプリムスのグラビティストーブやエクスプレススパイダーの方が(僅差だけど)間違いなく早い。ジェネレーターパイプの太いインターナショナルならもっとかかるのかな?
音は圧倒的に静か。火力を最大にしても静か。多孔バーナーヘッドのグラビティやガスバーナーのP-173より静か。フェザーストーブと同じくらい。どちらも似た火口形状だしこれは分かる。
弱火コントロールは劇ムズでしょ!?開度1/16くらいでまあなんとか立ち消えせずに燃焼してくれるんだけど、それでも中火か中弱火くらいでは。冒頭に載せた写真がそれ。トロ火は無理。ポンピング二回だけとか加圧コントロールでの弱火も試したけど、加圧が弱いと三分おき位にいちポンピングとかしないと圧力不足で立ち消えする。実用に支障でるレベルで面倒。
さて、現行のスタンダードポンプはボトルは純正以外使用出来ないというネット情報だったが、普通にラーケンのボトルが使えた。口の膨らみが違うんだけど(MSRの方がスリム)、強引にねじ込めば赤いゴム部品は広がるので最後までねじ込めるというのは日中の河原で試してみたとおり。(注:滲み出る現象が出たのでやっぱり危険です!相当な力でガチねじ込みすれば…だけど、このくらいしっかり締めればいいかな?と思ったら漏れました。ヤバイ。)
それより面食らったのはコントロールバルブの固さと締め切ったときの節度感の指先へのインフォメーションの無いことの不安感。これは、ホースとポンプの接続の設計もそうだけど、プリムスのエルゴポンプの圧勝だわ。使いやすさと安心感が違う。
ともかく、今日使い始めたばっかりなので使いこなすのはまあこれから、、、だと思ってる。
しかしこの構造だったら、シェイカーニードル下部に微動スクリューかなんか後付けして、スベア123Rみたいに火力調整できるように改造できんじゃないのかな?徒は強くおもった。うーん。
これは普通に全開運転したときの炎。風防が真っ赤に赤熱するのが特徴的。輻射熱での加熱も相当なカロリーありそう。ピークワンにもよく似ている。
Posted by ぺんで at 00:08│Comments(0)
│シングルバーナー